外務大臣会合、財務大臣会合は、それぞれのテーマについてあらかじめ決めておいた代表が発言を行い、それらを受けて各国が討論の部分で発言する形で進められました。
上田いさむは、財務大臣会合の討論の部分で、大要以下の通り発言しました。
- 中東・北アフリカの経済成長と雇用創出のためには、ビジネス・投資環境の改善や中小企業の育成が重要。特に、若年層への雇用機会の確保が重要。
- 先般、IFCに目標額1億ドルの「中東・北アフリカパートナーシップ基金」が正式に設置されたことは歓迎。日本は、既に1,000万ドルの拠出を表明している。同基金による技術支援が着実に実施されることが望まれる。
- 結果重視の視点から、この基金が地域の投資環境の改善など具体的な成果をもたらすことが重要。
- 海外からの送金は、ODAや直接投資と並んで途上国にとって重要な資金源となっている。送金をより効果的なものにするために安定した金融インフラの拡充が重要。
このほか、財務大臣会合では、さまざまな国際開発機関、地域開発機関からの資金の供給を効率的なものとするため、非公式かつ柔軟に協調・調整を行う基金ネットワークの構築について合意され、今後アラブ通貨基金(AMF)が他機関と調整しながら具体策をつめることとなりました。
また、外務大臣会合では、日本とヨルダンの共催による職業訓練ワークショップの開催(20005年秋)について提案され、参加国から歓迎されました。
次回以降のフォーラムは、2005年11月ころにバーレーン、2006年にヨルダンで開催することが提案されました。