国立印刷局工場を視察(2月9日)

 2月9日午後、東京都北区内にある財務省所管の独立行政法人国立印刷局滝野川工場と王子工場を、冨沢宏理事長ほかのご案内で視察しました。

 滝野川工場では、日本銀行券(紙幣)のデザイン・原版作成・印刷・検査といった一連の工程を見学し、紙幣の偽造防止のための最新の工夫などについて説明を受けました。
 また、王子工場では、紙漉を体験したほか、切手や公文書の印刷工程を見学しました。

 また、視察終了後、労働組合の全印刷の長谷川委員長ほか執行部との懇談会に出席し、独立行政法人移行後の職場の課題や民間開放問題などについて意見を交換しました。

・高度な技能に感銘

 印刷局の現場を見学して、世界の通貨で最も精巧と言われている日本銀行券の製作にはきわめて高度な技能が用いられていることを実感しました。また、印刷・裁断の工程や製品の検査には細心の注意が払われていました。
 欧米諸国に比べて我が国ではキャッシュの決済が多く、通貨の信頼性を確保する必要性がとりわけ高いことから、偽造防止にさまざまな努力が払われていることに驚きました。

 また、切手などの印刷も品質がきわめて高く、そのために高度な技術が利用され、品質管理も徹底されていました。
 陳列してあった外国企業で印刷した切手と製品を比較してみて、印刷局の製品の品質がかなり高いことがよくわかりました。

 銀行券や切手は、偽造防止のためにもかなり高度な印刷技能が必要とされており、そうした技能を維持、発展させていく必要性を感じました。