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米州開発銀行(IDB)沖縄総会に参加(4月10日〜12日)
米州開発銀行(IDB=Inter-American Development Bank)第46回年次総会及び米州投資公社(IIC=Inter-American Investment Corporation)第20回年次総会が、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催され、谷垣財務大臣、上田副大臣、福井日銀総裁らがホスト国を代表して会議の議長をつとめしました。
IDBは世界銀行グループに属する機関で、中南米・カリブ加盟諸国の経済・社会発展に貢献することを目的として1959年に設立された国際開発金融機関です。また、IICはIDBの活動を補足し、民間中小企業に対する投融資を通じて域内経済の発展に寄与することを目的に1986年に設立されたものです。
わが国は、IDBに域外加盟国として1976年にヨーロッパ諸国とともに加盟しました。現在は、域内国28カ国、域外国19カ国が加盟しており、アジアからはわが国と今回新たに加わった韓国の2カ国が加盟しています。
米国が30%を出資している最大出資国であり、わが国は5%出資しています。また、アルゼンチン、コロンビア、ペルー、メキシコなどが主な融資先となっています。本部は米国ワシントンにあり、現在エンリケ・イグレシアス氏が総裁をつとめています。
IDB沖縄総会
IDBの詳しい内容は、次のホームページをご参照ください:
http://www.iadb.org/japan/jpn/j_index.htm
また、今回の総会の内容については、次のホームページもご参照ください。
http://www.idb-okinawa2005.jp/j/j-idb/j-idb.html
<IDB総会沖縄開催の経緯と意義 >
◎総会等の主な日程
加盟国財務大臣など海外から1,300名が参加
皇太子殿下ご臨席の下開会式を挙行
上田副大臣が本会議の議長をつとめる
中南米・カリブ地域とアジアの関係強化
エルサルバドル副大統領などとの二国間会談にのぞむ
・総会等の主な日程
4月10日(日)
■午前
開会式
■午後
バランテス・ロドリゲス・コスタリカ経済大臣と会談
本会議 第1セッション
■夕刻
稲嶺知事と会談
財務大臣主催夕食会(首里城)
4月11日(月)
■午前
本会議 第2セッション
■午後
ボニーヤ・グァテマラ財務大臣らと会談
デ・エスコバル・エルサルバドル副大統領らと会談
ブラウティカム・中米経済統合銀行総裁らと会談
マリオ・アロンソ・ニカラグァ中央銀行総裁らと会談
■夕刻
稲嶺沖縄県知事主催招宴(万国津梁館)
4月12日(火)
■午前
本会議 第3セッション
閉会式
■午後
イグレシアスIDB総裁主催昼食懇談会(ラグナガーデンホテル)
沖縄地区税関を訪問し、幹部職員らと懇談
那覇港、免税特別地区などを視察
■夕刻
フェアウェル・イベント(宜野湾市多目的広場)
・加盟国財務大臣など海外から1,300名が参加
本年のIDB・IIC年次総会は沖縄で開催されましたが、わが国での開催は1991年名古屋総会以来14年ぶりとなりました。今回、沖縄で開催されることになったのは、「コンベンション・アイランド」をめざす稲嶺県知事はじめ地元関係者の熱心な誘致によるものです。
中南米へ多くの県民が移民している沖縄の地で開催されたことは意義深いものであります。
今回の総会期間を通じて、加盟47カ国の財務大臣、中央銀行総裁のほか、海外から1,300名を含む約7,000名が参加しました。
・皇太子殿下ご臨席の下開会式を挙行
10日午前に行われた開会式には、皇太子殿下ご臨席の下、ボリビア・メサ大統領、コロンビア・ウリベ大統領、ホンジュラス・マデューロ大統領の国家元首をはじめ、加盟47カ国の財務大臣・中央銀行総裁らが出席しました。
開会式では、谷垣財務大臣、イグレシアスIDB総裁のほか、上記の国家元首がスピーチを行いました。
また、6日からは会議に先立ち、参加者を対象としたIDB、沖縄県が主催する各種セミナーが開催されたほか、各国主催の投資プレゼンテーション、県内産業施設の視察ツアーなども開催されました。
・上田副大臣が本会議の議長をつとめる
谷垣財務大臣を引き継ぎ、上田副大臣が11日・12日に行われた本会議及び閉会式の議長をつとめました。本会議では、各種議案の提案・採択のほか、加盟各国の総務が相次いで演説を行いました。
また、閉会式では、イグレシアス総裁の総会総括につづき、上田副大臣が総会議長として閉会スピーチを行い、3日間の日程を終了しました。
・中南米・カリブ地域とアジアの関係強化
今回の総会では、貿易や投資の増大を通じて相互依存を深める中南米・カリブ海諸国とアジアの関係が主要なテーマとなりました。本会議や事前に開催された各種セミナーを通じて両地域の相互理解が深まり、互いの繁栄に向けたパートナーとしての新たな第一歩となりました。
わが国に対しては両地域の架け橋としての役割を期待する発言が各国総務から表明されました。
また、今回の総会は、以下の点においてIDBの中期的な活動の方向を決定する節目の会合となりました。
IDBの今後の中期的な新規融資枠組みが合意されたこと
IDBグループ内の各民間部門の総合連携強化に向けての動きが進んだこと
新たな参加国を得て、総額5億ドルを上回る多数国間投資基金の増資(MIF−2)が決定されたこと
開発効果の向上の重要性が確認されたこと。
・エルサルバドル副大統領などとの二国間会談にのぞむ
10日・11日の両日、上田副大臣は、デ・エスコバル・エルサルバドル副大統領、バランテス・ロドリゲス・コスタリカ経済大臣、ボニーヤ・グァテマラ財務大臣、ブラウティカム・中米経済統合銀行総裁、マリオ・アロンソ・ニカラグァ中央銀行総裁などとの二国間の会談を行いました。
各会談では、本年がわが国と中米諸国が国交を樹立して70周年の佳節に当たることから、8月に予定されている日・中米サミットの成功など一層の友好促進を確認しました。また、上田副大臣から、中米諸国が取り組んでいる財政構造、経済などの改革を評価するとともに、成果が上がることへの期待を述べました。
また、各国の個別の借款プロジェクトについても意見を交換し、その前提として着実な財政改革の実施を求めました。
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