社会保障あり方懇談会に出席(5月17日)

 上田いさむ財務副大臣は、17日夕刻、総理官邸で行われた「社会保障のあり方に関する懇談会(第9回)」に財務大臣の代理で出席し、財務省としての意見を述べました。

 同懇談会は、2004年7月に、年金・医療などの社会保障制度を、将来にわたり持続可能な制度とするため、税・保険料等の負担と給付のあり方を含めた一体的な見直しを行う必要がることから、制度の基本的なあり方について有識者に検討してもらうことを目的として設置されたものです。

 懇談会のメンバーは、以下のとおりです。
座長:
宮島  洋 社会保障審議会年金部会長
西室 泰三 日本経団連副会長
杉田 亮毅 日本新聞協会理事
潮谷 義子 熊本県知事
笹森  清 日本労働組合総連合会(連合)会長
石  弘光 税制調査会会長
政府側:
内閣官房長官
内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
総務大臣
財務大臣
厚生労働大臣
経済産業大臣
詳しくは、ホームページをご覧下さい
■社会保障の在り方に関する懇談会‐根拠・構成員
http://www.kantei.go.jp./jp/singi/syakaihosyou/konkyo.html


・議論の整理を了承

 当日は、宮島座長から、これまでの8回の会議で行われた議論を踏まえて、意見の一致した点と、一致するに至らなかった点を分けて、その内容を整理した資料が提示されました。
 本格的な少子高齢社会の到来に向けて、年金・医療・介護・生活保護など社会保障制度を持続可能なものに改革していくために、給付・サービスの効率化・合理化、税制改正を含む負担増などの必要性、若者などの雇用政策や少子化対策の重要性などについては、大筋で合意が得られました。
 一方、具体的な制度設計や負担方法などについては、意見が一致せず、各種意見が併記される内容となっています。

 懇談会では、宮島座長案について質問や意見が各メンバーから示され、了承されました。
 さらに、同懇談会で引き続き各論の議論を行い、社会保障制度のあるべき姿をとりまとめるとの方針が合意され、これから大まかなのスケジュールが示されました。

・厳しい財政事情を説明

 上田財務副大臣は、社会保障関係費は一般会計予算の1/4近くを占めており、毎年他の支出を大幅に上回るペースで伸びていることから、財政を健全化していくためには、給付・負担両面からの社会保障の抑制が必要だと述べました。
 また、財政制度等審議会に委員から提出された、将来の社会保障関係費の伸びと財政の見通しに関する資料を懇談会での議論の参考に資するために提出しました。