広島市での財政問題意見交換会に出席(6月13日)

「上田財務副大臣との意見交換会」にて
 13日午後、広島市内で中国財務局主催の「財政問題に関する意見交換会」が行われ、上田財務副大臣らが出席しました。
 この意見交換会は、谷垣大臣、田野瀬・上田副大臣、倉田・段本大臣政務官らが中心になり4月から全国各地で開催しているもので、国の財政に関するご理解を深めていただくとともに、地方の各界の財政、税制などについての意見を伺うものです。
 上田副大臣は6月6日の函館市での意見交換会についで2回目の出席となりました。

 意見交換会については、開催地の地元テレビ・新聞でも取り扱われ、大きな反響を生んでいます。また、上田副大臣の参加については、15日付神奈川新聞でも報道されました。

・財政の現状と課題について説明

 会議は、吉川中国財務局長の司会で進められ、冒頭、上田副大臣が出席者への謝辞や意見公開の趣旨と目的などを含めた挨拶につづき、データや資料などを用いながらわが国の財政の現状と課題について説明しました。

 その後、あらかじめ申し出のあった10名の代表者から意見表明が行われました。10名の代表者は、町長、農業者、若手経営者、税理士、財政学者、市民活動家、女子大生など性別、年齢、職業など多様な方々で、3〜4名づつ意見を表明しました。
 それに対して上田副大臣がコメントを述べ、その後、会場の一般参加者から発言をお願いしたところ3名の方から発言が行われました。

 最後に、上田副大臣から、会議のまとめと財務省としての財政健全化に向けての決意を表明し、閉会となりました。

・財政健全化の重要性は理解

 意見交換会での発言内容を総括すると以下にまとめたような意見が表明されました。
  1. わが国財政の厳しい状況と財政健全化の必要性については概ね共通の理解が得られました

  2. 地方分権推進の観点から、「三位一体改革」着実な推進と地方財政の安定への要請がありました

  3. 世代間の公平性を確保し、持続可能な財政を再建するために年金や医療の抜本改革を強く求める意見が多数表明されました

  4. 若い世代は、国の政策や財政などについての理解が不足しており、若者をターゲットとした政府の広報活動などをもっと充実するべきとの意見もありました。
 そのほか、税制や税務行政のあり方、農業振興や「食育」の必要性、予算編成や執行制度の見直しなど幅広い分野にわたり貴重な意見や要望が提起されました。

・上田副大臣:歳出の徹底的な見直しが必要

 意見交換会を締めくくり、上田副大臣は、
  1. 財政健全化の取組みにおいて最優先で取り組まなければならないのが歳出を可能な限り効率化し、抑制していくことと考える

  2. 予算編成時の歳出の見直しを行うだけでなく、決算審査、事業執行調査などを強化して出費のムダを排除していくことが重要と考える

  3. 財務省としては財政問題について国民との対話を強化していきたい
などと発言しました。

・マツダ工場、原爆ドームを視察

 意見交換会に先立ち、午前中には広島の代表的企業であるマツダ本社を訪問、井巻久一社長ほかと、最近の地域経済情勢や企業経営戦略などについて懇談した後、生産工場とマツダ・ミュージアムを見学しました。

 その後、広島市内の原爆ドームを訪問し、原爆で亡くなられた方々に謹んで弔意を表しました。
マツダ本社を訪問
マツダ本社を訪問