党県本部安保委で在日米軍問題など検討(11月9日)

 公明党神奈川県本部では、9日午後国会内で「安全保障問題検討委員会」(委員長:山田泰之県会議員)を開催し、外務省及び防衛庁から、キャンプ座間(相模原市・座間市)への米陸軍作戦司令部の移転、空母艦載機の厚木飛行場からの移駐、並びに横須賀港への原子力空母の配備など県内の米軍に関わる問題などについて説明を聴取し、意見交換を行いました。なお、委員会の様子については、10日付神奈川新聞などに報道されています。
 先日、日米両国の外務・防衛大臣間で合意された「日米安全保障協議委員会(2プラス2)中間報告」には、人口密集地域である米海軍厚木飛行場からの空母艦載機の山口県への移駐及び離着陸訓練の移転など住民が長年求めていた負担軽減策などが含まれている一方で、キャンプ座間及び相模総合補給廠の米陸軍令部の能力拡充や陸上自衛隊即応集団司令部の設置などが含まれています。また、米政府は、横須賀を母校としている米海軍空母キティーホークの後継艦として2008年に原子力空母を配備することを公表しました。


地元市会議員らが意見表明

神奈川県本部主催「安全保障問題検討委員会」にて
 当日は、上田いさむ党県本部代表、高橋稔幹事長(横浜市会議員)、山田副代表・委員長(県会議員)、谷口和史衆議院議員、岩崎政策局長(川崎市会議員)のほか、相模原市、大和市、綾瀬市、藤沢市、横須賀市、横浜市の市会議員の代表が参加しました。
 参加した市会議員らからは、今回の決定について、これまで地元自治体等からさまざまな照会や要望が提出されているにも関わらず、外務省・防衛庁から十分な説明がないまま、いきなり決定し、通知してくる手法に批判が続出し、このままでは受け入れることができないとの意見が大勢を占めました。一方、厚木基地周辺議員からは厚木基地の騒音負担軽減に一定の評価が示され、早期移転についての要望が示されました。

地元住民の理解が不可欠

 最後に、上田いさむから、日米安保体制を基本的に支持し、基地についても一定の負担の必要性は理解しているものの、そのためには地元自治体・住民の理解と協力が不可欠であると指摘しました。今回の外務省・防衛庁の対応は地元自治体や住民を軽視するものであり、受け入れ難いと述べました。
 その上で、キャンプ座間問題については、合意内容や影響について地元に十分な説明を行うとともに、相模総合補給廠の一部変換など地元から出されている要望について前向きに検討し、住民の納得が得られるよう努力することを要求しました。また、原子力空母問題については、安全性について納得のいく説明が行われていないと指摘し、住民が安心できるような対応を行った上でなければ配備を決定するべきではないと述べました。