私は、キッシンジャー博士に対して、日本は米国とは安全保障、経済両面において関心を共有する同盟国であるが、中国とは基本的な考え方を異にする面が多いもの、友好的に関係をつくっていかなければならないと考えているとの考えを述べました。また、わが国の格差問題について、高齢者の所得格差問題と若者の潜在的な格差問題があり、前者については社会保障政策により再分配で対応するべきだし、後者については機会の公平性に重点をおくべきだとの考え方を述べました。
そのほか、キッシンジャー博士に対して、インドの各兵器開発問題についてブッシュ政権が寛容な態度をとっていることに関する評価について質問しました。これに対して、同博士は、先般の米印間の合意については結果としては、賛成ではあるが、各兵器の拡散防止を考えると、別のより良い方法もあったのではないかとの意見を述べました。
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