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長崎県の炭鉱は戦前・戦後とわが国の産業の発展を支えてきましたが、1960年代からはじまったエネルギー転換によって1970年代以降すべて閉山されました。軍艦島は、長崎港から約30分の東シナ海に位置する周囲1.2kmほどの小島ですが、往時は5,000人以上の炭鉱関係者が居住して隆盛を極め、わが国最初の鉄筋コンクリート造りのアパートや学校等の跡が残っています。無人島となってから30年以上が経っており、現在は建物なども崩壊して廃墟となっていますが、長崎市では、産業史跡として復旧・保存して観光資産として活用する計画を持っています。調査団は長崎市関係者の案内で軍艦島に上陸し、当時の生産設備や生活施設などを視察しました。当時この小さな島にこれほどの投資を行ったことは石炭が以下に重要な資源であったかを再認識するとともに、当時の炭鉱の作業や生活ぶりなどが偲ばれました。
また、軍艦島に渡る前に長崎港のターミナルで、田上長崎市長らの表敬を受け、地域振興などについて懇談しました。 |