30日には、私が副会長をつとめています世界銀行議員連盟(高村正彦会長)では、TICAD出席のため来日中のゼーリック総裁を迎えて朝食懇談会を開催しました。
ゼーリック総裁からは、TICAD IVが大きな成果をあげたとの評価を述べた上で、アフリカの開発支援に日本がリーダーシップを発揮していることを歓迎しました。また、言下の世界的な食糧危機に対して世界銀行として11億ドル規模の緊急融資制度を創設したことを報告し、国際社会が協力して深刻な事態に対処していくべきであると述べました。
私は、貿易の自由化が世界的な食料不足の原因であると言う一部の批判は当らないとは考えているが、WTO(世界貿易機関)ルールで食料輸出国の義務がはっきりしていないことの問題点が現れていると指摘し、国際機関がルールづくりのイニシアティブをとらないとWTO体制の崩壊につながりかねないと指摘しました。また、農業生産向上に向けた研究開発の重要性について言及し、世銀の積極的な支援を要請しました。