◆ガソリン暫定税率などが期限切れで失効
税制改正法案が、参院で一回も審議されることなく年度末の期限切れを迎えて、揮発油税など日切れの税制が失効しました。また、赤字国債を発行するための根拠法も成立しませんでした。予算は成立しても歳入を担保する法律がなければ、国も地方自治体も歳入欠陥が生じて、予算の執行に支障がでることになります。過去にも衆参の“ねじれ”や与野党が激しく対立したことはありましたが、そういう時でも予算と歳入法案は一括で議決されており、今回の事態は前例のまったくない異常なものです。政府・与党としては、なんとか法案を年度内に成立させることをめざして努力してきただけに残念としか言いようがありません。
参院で多数を占める民主など野党が、衆院での法案採決時に合意した年度内に結論を出すとの議長斡旋を反故にして、審議を一切拒絶して期限切れに持ち込む作戦に徹したのは、国会の役割を蔑ろにする余りにも無責任な対応であると憤りを感じます。
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