安倍新内閣での国会論戦がスタート

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29日の安倍総理の所信表明演説を受けて、2日~4日の間、衆参両院本会議でそれぞれ1日半ずつ各党幹部による代表質問が行われました。それに引き続き、5日から衆院の予算委員会で全閣僚が出席しての全般的質疑が行われています。安倍新内閣が発足してからはじめても国会論戦がスタートしました。

 

◆野党の議論は的外れ

各党の質疑者は、小泉内閣が実行した経済構造改革・行財政改革の功罪や歴史認識を含むアジア外交の基本方針などの問題を中心に取り上げています。

民主党など野党は、格差拡大問題などを指摘して構造改革政策が原因であると盛んに批判していますが、まったく的はずれな議論としか言えません。いわゆる「格差」は、バブル崩壊後の経済が長期にわたり停滞を続けてきたことに加えて、本格的な高齢化の進行とグローバル化による国際競争の激化が主な原因です。構造改革に着手せずに問題を先送りしていたとすれば、経済・社会の活力が失われ、結果的に格差はもっと拡大したと思われます。しかも、野党は政府・与党が推進している改革の非難に終始するばかりで、どのような政策をとるべきか代案はまったく提示していません。

また、対中・対韓外交についても、過去の安部総理の発言の揚げ足をとって批判するばかりです。案を示していないどころか、発言する者によって意見もバラバラなのが実情です。

 

◆公明党大会で太田新体制がスタート

30日、東京都内で公明党全国大会が開催され、新党代表に太田昭宏前幹事長代行(衆院議員)が選出されました。また、太田代表から北側一雄前国土交通大臣(衆院議員)が幹事長に指名されるなど新体制がスタートしました。私は、党中央幹事、広報委員長に就任しました。

新体制のもと、「戦う人間主義」と「生活現場主義」を掲げて、日本の未来を真剣に考えた改革の実行と生活者の視点に立った政策の実現をめざして全力を尽くしていく決意です。今後とも皆さまの一層のご支援をお願い申し上げます。

 

◆誠実な姿勢に清新なイメージ

はじめて総理として答弁を行っている安部総理は、各党の質問に対して誠意を持って丁寧に対応しており、とても好感がもてます。他方、余りにも的外れな質問に対しては適宜切り返して、しっかりと自分の考え方を明らかにしています。また、歴史認識問題など難しい問題についても、個人的な信条と政府の最高責任者としての立場をはっきりとたてわけた責任をもった発言をしており、安定感もあると感じます。

これまでの国会での発言内容や姿勢から、新しい時代を担う清新なリーダーとの好印象を受けています。