2007年・改革をさらに前進

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旧年中は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。本年も旧に倍してのご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

先週も地元の自治会や各種団体の新年の賀詞交換会などに参加し、各方面の多くの方々と交流を深めることができました。こうした機会は、さまざまなご意見を伺うことのできる貴重な場でもあります。どこでも温かく受け入れていただき感謝申し上げます。

 

◆行財政・公務員制度の改革を推進

2007年は日本の未来を左右する重要な一年になると思います。本格的な少子高齢社会の到来、経済のグローバル化など国内外の情勢変化に適切に対応し、活力と安心の社会としていくために、改革をさらに強力に進めていく必要があります。

これからの行政を持続可能なものとしていくためには、各種事業やサービスの徹底的な見直しを行って、効率的で小さな政府を実現していくことが不可欠です。また、将来の世代にツケを残さないためにも、引き続き財政の健全化に取り組んでいく必要があります。その中で、“天下り”などの行政の既得権益を改革して、新時代の行政の担い手を育てるための公務員制度改革が重要な課題となります。

 

◆改革を支える経済成長を推進

これまで官民が協力しながら推進してきた経済構造改革も相当な成果が上がってきましたが、スピードの速い環境変化に対応していくためには不断の改革を続けていかなければなりません。改革を実行するためには、それを支える安定した経済成長が前提となります。日本経済の土台である中小企業の経営改善、イノベーションによる新規事業の開発など、将来の日本経済の成長を考えた経済政策が今年の最も重要な課題だと認識しています。安定した年金・医療などの社会保障制度を築き、雇用や貧困などの問題に対処していくためにも経済が適切に拡大、発展させていく必要があります。

 

◆改革の逆戻りは未来を危うくする

最近、野党や一部マスコミが“格差”問題を取り上げて、政府・与党が進める構造改革の失敗を批判する論調があります。確かに、年長フリーターなど若者の雇用や高齢者の貧困問題は緊急に取り組まなければならない重大な課題です。しかし、それを口実に改革の流れを逆戻りさせてしまえば、未来の経済社会は弱体化してしまい、国際社会の中で日本が沈没してしまいます。日本の未来のことを真剣に考えて、改革を前進させていきたいと決意しています。