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日英21世紀委員会に参加

日英21世紀委員会(日本側議長:塩崎恭久官房長官・衆議院議員、英国側座長:ジャック・カニンガム上院議員・元農漁食料大臣)の第23回会議が3日間にわたり、東京都内のホテルの会議室で開催され、両国の政界・学界・経済界・マスコミ等の代表メンバーが参加して開催されました。国会からは、私のほか、議長の塩崎官房長官、寺田稔衆議院議員(自民)、前原誠司衆議院議員(民主)らが議論に参加しました。

 

日英21世紀委員会に参加

 

日英21世紀委員会に参加

 

○日英21世紀委員会について

日英21世紀委員会は、1985年に当時の中曽根総理とサッチャー首相の発議で設置された民間レベルの対話フォーラムで、政治・経済・文化など議題について広範な視点から論議することを目的としています。会議は、日英で隔年ごとに開催され、議論を踏まえた提言をまとめた上で両国首相に報告しています。詳しくは、事務局である国際交流センターのホームページ

http://www.jcie.or.jp/japan/gt/j-uk21)をご参照ください。

私は、2002年にロンドン郊外のディチリー・パークで開催された会議からレギュラー・メンバーとして、国会日程等の許す限りほとんどの会議に参加してきました。

 

○会議の主な日程・議題

8日の会議の冒頭で、塩崎日本側議長、カニンガム英国側議長から開会挨拶が行われた後に、3日間にわたり5つのセッションで議題ごとに議論が行われました。各セッションでは、はじめに2名から基調報告が行われ、それに基づいて質疑や討論が行われました。また、提言については、各セッションでの議論を踏まえて、山本正(財)国際交流センター理事長、M・ゲスト・ロンドン大学インペリアルカレッジ上級顧問、B・エモット・元エコノミスト誌編集長らが中心に案文を起草し、総括セッションで討議した上でとりまとめました。

主な日程と議題は以下のとおりです。私は、国会や地元の行事等のためすべての日程は参加できませんでした。私が参加した日程には(*)つけてあります。

 

●8日(木)

セッション1 日本の国内・外交政策の現状と課題 (*)

報告者:佐藤 行雄 (財)日本国際問題研究所理事長

吉田 文彦 朝日新聞社論説委員

歓迎夕食会

 

●9日(金)

セッション2 英国の国内・外交政策の現状と課題 (*)

報告者:M・ゲイプス 英国下院外交委員長

J・ボーデン 国際開発コンサルタント

 

セッション3 世界の安全保障の新たなチャレンジと日英の対応(*)

報告者:M・クラーク キングスカレッジ国際政策研究所長

西原 正 平和・安全保障研究所理事長

英国側参加者による安倍総理表敬訪問

岩屋外務副大臣主催歓迎レセプション(外務省飯倉公館)(*)

 

●10日(土)

セッション4 東アジアの台頭と日英企業の対応-協力と競争

報告者:福川 伸次 (財)機械産業記念事業財団会長

D・ライト バークレーキャピタル社副社長

 

セッション5 日英両国の気候変動への対応-協力関係の強化

報告者:高村ゆかり 龍谷大学法学部教授

ウールマー卿英国上運議員

総括セッション 共同議長総括と提言とりまとめ (*)

英国大使館主催夕食会 (*)

 

○議論の主な内容と私の発言の要旨

●セッション1:

【日本の国内・外交政策の現状と課題】

安倍総理が提唱する戦後レジームの見直しの意義について論議されたほか、経済構造改革の行方、格差・貧困問題への対応、年金・医療制度のあり方など日本の国内問題について、英国に置ける現状なども踏まえながら意見交換が行われました。 また、安倍総理の訪中・訪韓については日英参加者から強い支持が表明されました。今後日中両国間の多角的な関係強化と日米同盟との両立の必要性について論議されました。日英両国が緊密に連携して国際問題に対処していく重要性が強調されました。

 

●セッション2:

【英国の国内・外交政策の現状と課題】

英国側から、ブレア退任後も国内・外交政策は基本的には継続されるとの考えが述べられ、次期総選挙の見通しと争点、政治とメディアの関係、移民などマイノリティーの政治への影響、イラクからの英軍徹底、攻勢を強めるロシアとの関係などについて意見交換が行われました。

また、英国側から、英国がグレンイーグルズ・サミットで合意された海外開発援助額を2013年までにGDP比で0.7%まで増額する予定であると述べた上で、海外援助のあり方について意見交換が行われました。特に、中国が国際的な枠組みの外で、人権やガバナンスへの配慮を行わずに、エネルギー確保など自国の利益を優先しすぎることの弊害を指摘する意見が多数示されました。

私は、最近英国で、経済的・政治的にプレゼンスを増しているマイノリティーが国内・外交政策にどのような影響を及ぼしているのかなどの課題について質問しました。また、海外援助のあり方に関して米国が国連等の多国間の枠組みを尊重する方向に転換しているのは歓迎すべき動きであり、日英両国がこうした方向を定着させるように協力していくことが重要であるとの意見を述べました。

 

●セッション3:

【世界の安全保障の新たなチャレンジと日英の対応】

日本にとっての懸案である北朝鮮問題、中国の軍事力増強問題と英国にとっての懸案であるロシア外交、中東問題などについて幅広く意見を交換しました。また、イランをはじめとする核兵器拡散の懸念やプレゼンスが増大しているインドに対する認識などについて論議されました。中国については、政治的・経済的な影響力が増大しており、国際的な枠組みの中に参画させていくことの重要性や日英両国がそれぞれ対中関係を強化していくことは世界にとって必要なことであるとの認識で一致したものの、今後の中国の対外戦略に対する見方やそれに以下に対処していくべきかについては多様な意見が示されました。

私は、インドが経済的・政治的にプレゼンスを増しているだけでなく、アジアにおける力のバランスの観点からも、日英両国が対インド関係を強化していくことが必要であるとの認識はあるものの、インドが核兵器保有国であり不拡散条約から脱退している現状は、日本の基本方針とは相容れないものであり、社会的にも宗教対立や階層問題など価値観の異なる部分も多く、今日の“熱狂的”な状況には疑問を感じていると述べました。また、北朝鮮を巡る6カ国協議の成果に期待をもっていると述べた上で、核問題で議論が進むと想定すると、日本にとって政治的にきわめて重要かつセンシティブな拉致問題の扱いが難しくなるとの意見を述べました。

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