政府・与党あげて北朝鮮問題の解決に努力

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スポーツの秋、先週末は地元の町内会で運動会が盛んに開催されました。お年寄りも子どもたちも、いろいろな競技に参加してさわやかな汗を流していました。昨今は地域の人間関係が稀薄になっていると言われていますが、こうした地域イベントはコミュニティーの絆を強化していく素晴らしい機会だと思います。

 

◆福田総理が所信表明演説

国会では、1日に福田新総理の所信表明演説が行われたのを受けて、3日~5日まで衆参両院本会議において各党の代表質問が行われました。各政党の党首・幹部級が相次いで党を代表して質問に立ち、公明党からは太田昭宏代表が質問を行いました。

野党の質問は政府に対するステレオタイプの非難と自説の主張に終始して、残念ながら政策問題についての議論が深まったとは言えませんでした。福田総理は、現在の国会の“ねじれ”状態を踏まえて、重要政策を実行していくためにも与野党の話し合いの必要性を繰り返し訴えました。政権を担い、国民の期待に応える強い責任感を感じました。

 

◆じっくり話し合い、丁寧に説明、しかし筋を通す

現状で法案を成立させ、政策を実現していくためには、与党だけでなく野党の賛成も必要になっています。そのため、政策課題について野党とも時間をかけてじっくり話し合い、合意を得ることが必要になっています。また、政策の実行に当たっては、国会内の議論だけでなく、国民世論に丁寧に説明して理解と支持を得る努力が一層重要になっています。財政健全化や社会保障制度改革など行政サービス低下や負担増が避けられない課題については、時間と労力をかけて必要性を丁寧に説明していくことが求められています。

他方、妥協と迎合だけでは未来に対する責任を果たすことができません。財源を考えないバラマキ政策では将来世代に不安と負担を先送りすることだけになってしまいます。本当な必要な改革は、しっかりと筋を通していくことによって中長期的には国民の理解と支持を勝ち取ることができるものと確信しています。

 

◆北朝鮮問題解決に全力で

先月末、北朝鮮問題に関する第6回の六者会合が行われ、「第二段階の措置」の実行について合意されたほか、南北首脳会談が開かれるなど大きな進展が見られました。しかしながら、依然として核、ミサイル、拉致などの諸問題の行方には、不確実で不透明なものがあります。

北朝鮮問題は、わが国の平和と安全にとって当面の最大懸案であります。わが国にとっては、他の4カ国よりも重大な影響が及ぶ問題です。引き続き政府・与党あげて最優先課題として取り組んでいかなければなりません。また、国民的な関心の高い拉致問題については、特にわが国が関係各国に働きかけて解決に努めていく必要があります。

わが国は、これまで「対話と圧力」を対応の基本方針としてきましたが、今後もこれを継続していくことが基本だと考えます。その中でも、今後対話のチャンネルをどのようにつくっていくかが喫緊の課題だと考えます。