2008年の新年明けましておめでとうございます。昨年は、皆さまに格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。本年も全力で国政にチャレンジしてまいりますので、皆さまの旧に倍してのご支援を心からお願い申し上げます。
◆元旦から活動を開始
今年後半以降には総選挙が行われるとの予測もあります。重要な政治決戦に備えて、元旦から、地元の市民の皆さまへのご挨拶をさせていただき、早速活動を開始しました。3日には、自宅近くの国道1号線の沿道で地元の方々とともに箱根駅伝の応援に繰り出しました。激戦が繰り広げられることで有名な2区の権太坂は私の選挙区にあります。その午後には、横浜駅まで公明党県本部の全国会議員が新春街頭演説会を実施しました。また、4日からは、地元の自治会や各種団体の新年賀詞交歓会にできる限り顔を出して、交流を深めているところです。
◆政治の停滞を打開して未来に希望の持てる政治をめざす
国会は“ねじれ”状態で、臨時国会の会期が越年で延長されるという異常な状態がつづいています。そうした中で、残念ながら重要な政策の意思決定が難航するという政治の停滞がつづいています。
新年から、米国のサブプライムローン問題の影響、世界的な資源高騰、政治の不安定性に対する嫌気により、株式市場が低迷をつづけなどわが国経済の先行きに対する懸念が深まっています。こうした時に、政治がきちんと機能していかなければなりません。現在の状態を一刻も早く打開して、未来を展望した政策を着実に実現できる体制を築くため、福田総理の下で政府・与党が協力して全力を尽くしていく決意です。
◆取り組むべき課題は山積
今日、わが国ではさまざまな課題が山積しています。本年、取り組んでいかなければならない優先課題としては、次ぎの3つを考えています。
- 年金記録問題に責任を持って対処し、誰もが受給する権利のある年金を完全に受け取れるようにしていきます。
- 名目GDP3%以上の経済成長と労働分配率の改善による生活者の所得の増加を実現していきます。将来的には、イノベーションとアジア経済との連携強化を通じて5%の安定成長をめざします。
- 行政のムダを省く行財政改革を更に進めるとともに、少子高齢社会の身の丈にあった簡素で効率的な政府をめざします。