衆院の再議決でやっと新・テロ特措法が成立

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先週は、自治会や各種団体が主催する新年会などを精力的に回って、交流を深めてきました。週末には、一年間の無病息災を祈って正月飾りを燃やして団子を焼く「どんど焼き」が行われました。こうした伝統行事は日本の大切な民俗文化であり、後世にも伝承していかなければならないと感じています。

水曜日には、地元の市会議員とともに相鉄線天王町・星川間で実施中の高架化事業の現場を視察しました。平成24年度の完成をめざして、着々と事業が進んでいます。今後とも、事業の円滑な推進に取り組んでまいります。

 

◆新・テロ対策特措法の成立で補給活動を再開

11日には、臨時国会の最大の懸案であった「新・テロ対策補給支援特別措置法案」が衆院の2/3以上の多数をもって再可決、成立しました。再議決は57年ぶりの異例な事態ではありますが、衆参両院の議決が異なったことから憲法に従って国会の意思を決定したのは止むを得ないことでした。“ねじれ”国会においては両院の議決が異なることは十分予想されますので、こうした対応はこれからもあり得るものと考えます。

わが国は、アフガニスタン等での国際社会のテロとの戦いの一翼を担い、インド洋に自衛隊補給艦を派遣して海上阻止活動に参加している艦船に燃料等の補給を行ってきました。時限立法の期限切れで、補給活動の一時中断を余儀なくされましたが、これによって再開されることになります。

 

◆自衛隊の補給活動は国際社会が高く評価

国連で自衛隊の補給活動に対する謝意が決議されているように、国際社会からわが国の貢献は高く評価されてきました。今回の新法案成立に当たっても、国連のパン・ギムン事務総長が歓迎の声明を発表したように、国連の意思に基づく活動の一環であることは間違いがありません。ようやく国際社会に対する責任を果たすことが可能になり、ホッとしています。

 

◆迷走しつづけた民主党の対応、小沢代表は採決を棄権

テロ対策新法案の国会審議では、民主党は不可解な対応に終始しました。以前はインド洋へ自衛隊艦船派遣する「基本計画」の国会承認に賛成したにも関わらず、唐突に“憲法違反”と主張したのは理解できません。その一方で自衛隊の海外派遣の恒久立法については前向きな姿勢を示していますが、まったく矛盾しています。昨年末に提出した対案なるものも、現実味に欠ける内容のない代物でした。参院での採決への対応をめぐっても野党内の意見が整わず、最後まで迷走しつづけました。

挙句の果てに衆院での再議決の本会議を小沢民主党代表が欠席しました。自ら今国会の重要課題と位置付けながら、余りに無責任で身勝手です。政党や議員にとって国会での法案等の議決は最も重要な仕事のはずです。しかもこれほど強硬に対決姿勢を表してきた法案の採決を棄権するのは言語道断です。

わが国の重要な外交政策をめぐり、これほど無定見、無責任な対応しかできない民主党は、自ら政権を担当する意志も能力も欠如していることを明らかにしたと言わざるを得ません。