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オリンピックと政治:チベット問題を考える

◆チベット問題が世界中に波及

チベットはじめ中国各地で、チベット人の自治権拡大と人権保護を求める抗議行動が発生しました。その影響が世界中に伝播して、欧米各地で北京オリンピックの聖火リレーを妨害する活動が激化しています。また、中国政府の姿勢に反発して、ドイツなど欧州諸国の首脳がオリンピック開会式への欠席を表明するといった事態になっています。

長年にわたる中国政府による経済的・文化的抑圧に対するチベット人の憤懣が、オリンピック開催で国際的に注目されているこの時期に一気に爆発したのではないかと思います。それにしても、欧米でのチベット問題に対する関心の高さに驚いています。

 

◆オリンピックの政治利用には疑問

北京オリンピック開催を間近に控えて、世界中の関心が集まっているこのタイミングを選んで、国際社会にアピールしようとしている狙いはわからなくはありませんし、ここまでのところは的中しています。しかし、オリンピックは各国のイデオロギーや立場を超えた「平和の祭典」であるべきで、政治的目的のために利用するのには疑問を感じます。

先日来日したインド亡命中のチベット人の宗教・政治上の指導者ダライ・ラマ14世も、中国でのオリンピック開催を支持することを言明し、暴力的な妨害活動は慎むべきであると述べていましたが、その通りだと思います。

 

◆中国はチベット問題解決に真剣に取り組むべき

チベット人は、民族的にも多数派の漢族とは異なり、固有の宗教、言語、慣習を持っています。中国によるチベット軍事侵攻して以来、仏教施設の破壊や僧侶の迫害など文化を抑圧してきたのは残念ながら事実だと思います。これまでも何度も独立運動や騒乱が発生してきました。

中国政府は、チベット問題はあくまで国内問題との立場ではあります。しかし、チベットの人権問題にこれだけ大きな関心が集まっており、それだけでは済まされないことだと考えます。今日、中国は国際社会においてきわめて重要な地位を占めるようになりました。世界が納得するよう問題解決に真剣に取り組むことを念願します。

 

◆オリンピックの成功と国内体制の改革に協力を

北京オリンピックは、東京・ソウルに次いでアジアでは3回目の開催となります。国際社会におけるアジアの政治・経済の存在感が急速に拡大している今日、歴史的にもアジアの中心である中国で開催されるのは、時宜に適ったことだと思います。わが国としても、アジア地域全体の平和と安定に貢献していくためにも、オリンピック成功に出来る限りの協力を行っていくべきだと考えます。

中国が真に信頼される国際社会の一員となるためには、政治の民主化、表現・報道の自由、人権と法の支配の尊重など国内体制の改革が必要になります。また、環境問題への適切な対応や協調性のある外交なども求められています。わが国としては、こうした課題の改善に向けて協力していくべきだと考えます。日本のやり方を押し付けるのではなく、対話と理解を通じて国際社会と共生する方向にアドバイスできればと思います。

 

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