元厚生時間殺害事件の真相解明と再発防止を急げ

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◆早急に全容解明と解決を

元厚生事務次官と家族が連続して、住宅街にある自宅で刺し殺されるという、世の中を震撼させる事件が発生しました。容疑者が出頭して逮捕されました。しかし、供述している犯行の動機が不可解な上、綿密な犯行の手口など謎が余りにも多すぎます。“世界で一番安全な国”と言われている日本で、こうした凶悪犯罪が発生したことは大変にショックです。

犠牲者のご冥福と、一日も早い回復を衷心からご祈念申し上げます。

事件の背後関係の有無も含めた全容の徹底解明を行い、一日も速い事件の全面解決を図ることが、社会の安心を取り戻すためにも急務です。捜査当局の全力の取り組みを期待しています。

 

◆銃刀法改正案の早期成立を

今国会では、警察庁から「銃刀法」の改正案が提出され、国会での審議が行われています。改正案は、秋葉原での殺傷事件や和歌山での散弾銃乱射事件を受けて、ダガ-ナイフなど刃渡り5.5cm以上の剣(現行は15cm以上)の所持の禁止や銃器所持者の管理の厳格化を行うものです。法律が改正されていれば事件が防げたわけではありませんが、今後の凶悪事件の発生防止に少なからず役立つものと考えます。先日衆院で可決されて参院に送付されましたが、早急に成立させるために努力してまいります。また、市民生活の安全・安心を確保するために、政府・与党が協力して対策を強化していかなければなりません。私も、これまでの治安向上の政策立案の経験を生かして、全力で取り組んでまいります。

 

◆民主党の不可解な国会対応で混乱

国会は、民主党などの根拠のない審議引き延ばしで混乱がつづいています。現在の臨時国会の重要法案である、「金融機能強化法」の改正案と「テロ対策給油支援法」の延長案の会期内での成立が、難しくなっています。両法案ともわが国の国際社会との協調に関るものであり、成立が延びることはわが国の国際的な信用を損なうことになり、国益を害する恐れがあります。

特に、「金融機能強化法改正案」の成立は、国際的な金融危機と世界経済の低迷の中で日本経済と国民生活に関る重要課題です。先日開催された「金融サミット」においても世界各国が金融システム安定のために万全の対応を行うことが合意されたばかりです。しかも、そもそも民主党自身が同法の強化が必要であると認めて、改正内容についても同党の意見も取り入れてきたものとなっています。

民主党は、衆院を解散するのであれば法案の成立に協力するが、そうでなければ妨害するという態度です。まさに、政策よりも政局を優先する民主党の本質が表れています。

 

◆小沢民主党代表の品性に欠けた暴言に憤り

自民・民主の党首会談での小沢代表が「政治生命をかける」と発言したことの真偽をめぐり、麻生総理が「小沢氏は信用できない」と発言しました。民主党は、これまで与野党間でいったん合意したことを何回も平気で覆してきました。しかも、小沢代表の発言が、理由もわからず豹変してしまうこともしばしばあったと感じています。そうした経緯を考えれば、麻生総理が本音を漏らしたことも無理からぬことです。

それに対して、小沢代表は「チンピラの言いがかり」だと批判したと報道されています。野党第一党の党首として、あまりにも不適切で品性に欠けた表現です。そもそも無理難題の言いがかりを連発しているのは民主党サイドであり、到底看過できない暴言です。