ジョンズ・ホプキンズ大学K・カルダー所長と会談

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23日午後、議員会館内で、公明党太田代表とともに米国ジョンズ・ホプキンズ大学国際問題研究高等大学院(SAIS)ライシャワー東アジア研究所長のケント・カルダー教授と会談し、今後の日米同盟のあり方や両国の協力関係の発展などについて意見を交換しました。また、その後、都内で夕食をともにしながら日米の政治・経済状況などについて懇談しました。

ライシャワー東アジア研究所は、1984にライシャワー元米国駐日大使を名誉会長として設立された日本を含む東アジアの外交・安全保障問題等の政策・学術に関する研究機関で、日米関係に貢献する多くの人材を輩出しています。2003年より所長をつとめるカルダー氏は、これまで戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長、駐日米大使特別補佐官などを歴任した日米外交・安保関係の権威です。

(詳しくは、ウェッブサイトをご参照ください)

私は、これまでワシントン訪問時やカルダー所長来日時に数回お会いし、日米関係や両国の政治情勢などについて意見交換を行ってきました。昨年6月にワシントンを訪問した際にも、朝食をともにしながら政治・経済の課題などについて懇談しました。(内容は、本ウェッブサイト活動報告2008年6月のページをご参照ください)

 

ジョンズ・ホプキンズ大学K・カルダー所長と会談
米ジョンズ・ホプキンズ大学 K・カルダー教授と

 

日米同盟の維持には国民レベルの理解が不可欠

カルダー所長は、1974年に、ライシャワー教授の指導の下でハーバード大学の大学院生として初来日して以来、日米間の政治・経済・安保の問題に関する研究を行うとともに、米国の対日・対アジア政策の形成にも関わってきた経験を述べて、「日米同盟は、両国のみならずアジア・太平洋地域の繁栄と安定に大きな役割を果たしてきているとの考えを示しました。また、日米同盟関係は安全保障がメインではあるが、経済・文化・教育など広範な分野に及ぶものであり、「同盟の維持には、国民レベルでの理解がなければならない。」と強調しました。また、日米両国が協力するべき課題は、地球温暖化問題への対応、共同での科学技術や研究開発、製造業の品質管理や職業訓練の方法など多岐にわたっていると述べました。

 

公明党の政治・外交面での役割を高く評価

カルダー所長は、「戦後の自民党長期政権下で、公明党は外交政策の安定性に寄与するとともに、社会保障政策の推進や中道的な政策判断によって政治の安定と経済の発展に大きな貢献をしてきたと認識している」と評価しました。特に、かつて日中国交回復に尽力して以来日中関係で重要な役割を果たしてきていることや、現在は連立政権で良好な日米関係の発展に貢献するとともに政策形成で重要な役割を担っていることに対する評価を述べました。

 

関係強化には草の根の交流が重要

カルダー所長は近年の日米関係では、政治家同士の交流が少なくなっていること、経済関係でもパイプが細くなっていること、相互の留学生の行き来が減少していることなど、両国関係の基盤が弱まっているとの懸念を述べました。広範な分野にわたる日米同盟関係を維持・発展させていくためには、“草の根”での交流を通じた友好関係の深化が重要であるとの考えを述べました。