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国土交通委でタクシー事業の適正化について参考人質疑

6月2日、衆院国土交通委員会では「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化および完成かに関する特別措置法案」(タクシー事業適正化特措法案)ほか2法案に関して、参考人を招致しての意見陳述と質疑が行われ、私は4名の参考人に対して質問を行いました。

当日は、以下の4名の方々参考人として出席しました。

 

・一橋大学大学院商学研究科教授 山内 弘隆 氏

・全国自動車交通労働組合連合会書記長 待鳥 康博 氏

・(社)全国乗用自動車連合会会長 富田 昌孝 氏

・全国自動車交通労働組合総連合会書記長 今村 天次 氏

 

山内教授は、昨年12月に答申を取りまとめた「交通政策審議会タクシー事業を巡る諸問題に関するワーキンググループ」の委員長であり、他の3名も同WG専門委員として議論に参画しています。

なお、当日の質疑の概要については、「公明新聞」及び「交通界ファックスプレス」(業界紙)に紹介されています。

 

著しい供給過剰に対処するため需給調整規制を導入

この法案は、タクシーの利用者が減少傾向にある中で、車両が増加しているために、著しい供給過剰になっている地域を国土交通大臣が「特定地域」に指定するものです。「特定地域」においては、地方運輸局長、地方公共団体の長、タクシー事業者、地域住民から成る協議会を設置して、タクシー事業の適正化と活性化を図るための計画を立てて、必要な事業を行うこととしています。また、「特定地域」においては、増車について現行では事前届出制になっているものを許可制にして、需給調整を行うこととなります。

 

参考人の意見陳述の概要

冒頭4名の参考人が、各10分間順次意見を述べました。発言の概要は以下の通りです

 

・山内参考人

交通政策審議会にタクシー問題に関するワーキンググループが設置された経緯および同WGにおけるさまざまな立場からの議論の概要などについて説明した上で、「内閣提出法案には、WGの答申が反映されている」と述べました。また、運賃や運転者の処遇は残された課題であり、これらについては、国土交通省が設置した研究会等の議論の結果を待つのが適切であると述べました。

 

・ 待鳥参考人

平成14年の需給規制緩和以降の大幅な供給過剰の結果、違法行為の横行、運転者の収入の減少、事故の多発などの弊害が著しいと説明しました。特に、タクシーはコストの74%を人件費が占めていることから運転者の生活の窮状を訴えました。現状を改善するためには、需給調整と運賃の双方の規制強化が必要であり、本特措法案の成立だけでなく、「道路運送事業法」の改正を要望しました。

 

・ 富田参考人

需給調整規制緩和以降、多くの地域での供給過剰の現状について説明した上で、本特措法案で創設される「地域協議会」によって地域の実情に応じた需給調整を行うことのできる枠組みができたことを評価すると述べ、法案の早期成立を要請しました。また、これまで“減車”を行ったことはなく、事業者にとって痛みをともなうことではあるが、積極的に取り組んでいくとの考えを述べました。

 

・今村参考人

本特措法案について一定の評価を述べる一方で、運賃対策も必要であるとの考えを述べました。また、タクシー事業の将来像を考えたときに、乗務員の国家資格制度の必要性を強調しました。

 

質疑の概要

以上の参考人の意見陳述の後、各党の代表から質疑が行われ、私は以下の事項について質問しました。

 

  1. 対山内参考人: 需給規制緩和を行った際には、需給が市場原理によって一定のレベルに収斂していくことを想定していたものと考えるが、当時の意図と異なる結果になった原因は何だと考えるか。
  2. 対山内及び富田参考人: 乗務員の労働条件悪化の要員の一つが、賃金の完全歩合制度にあるとの指摘もあるが、どのように評価しているか、また、固定給部分の導入など改善する方法はあるか。
  3. 対富田及び待鳥参考人: 運賃問題のあり方については国土交通省で策定予定の“ガイドライン”においていく過ぎた低価格を防止することなどが盛り込まれるものと承知しているが、“ガイドライン”についてどのように評価しているか、また、実効性が上がると期待できるか。
  4. 対山内参考人: 需給調整規制の導入は必要と考えているが、あまりに固定的になると新規サービスの提供や優れた経営を行う事業者の増車や新規参入ができなくなって、業界の活力が失われる恐れもあると考えるが、どのように対処するべきか。
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