早くも迷走する鳩山政権

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地元の支援者などに挨拶回り

先週も、ご支援いただいている選挙区内の皆さまに落選のご報告とご挨拶に回りました。多くの方々から、心のこもった激励の言葉を頂戴して感激することしきりです。初当選以来、5期16年間にわたり国の重要政策に全力で取り組むとともに、地域の問題にも誠実に対応してきたことに対して、高いご評価をいただき感謝しています。

先月の選挙戦でも、これまでの実績とそれに基づく政策ビジョンを正々堂々と訴えてきましたが、麻生内閣・与党の政権運営に対する厳しい評価の中で、十分に意が伝わらなかったことは残念です。今回の国民の審判を真摯に受け止めて、国会の議席は失いましたが、未来にわたる安心と活力の国づくりに必要な政策の提言に全力で挑戦してまいります。

 

これからも自・公連立政権で築いた信頼関係が基本

これまで連立政権を構成してきた自民・公明は下野しましたが、両党内で今後の基本的なスタンスについてさまざまな論議が行われています。

公明内でも、今回の敗因が連立政権を組んだ結果、公明党”らしさ”がわかりづらくなったことにあり、福祉・教育・平和など政策の独自性を強調していくべきであるとの意見が強まっています。困難に直面すると、とかくその原因を外部に求めて、”純化”路線に走りがちですが、私は短絡的すぎると考えます。独自性を重んじすぎると”ひとりよがり”になって、結果的に孤立と縮小に進みかねません。

これまで、10年間にわたって自民・公明の連立政権が協力して困難な改革を実行し、責任を持って政策を進めてきました。両党は立脚する基本政策が完全には一致しているわけではなく、結論を導く過程では活発な議論が行われたことも度々ありました。しかし、いったん結論が出た後では、しっかり協力して政策の立案と実行に当たり、信頼関係を培ってきました。これからも連立10年の信頼関係を基本に、自・公の協力関係を強化していく ことに軸足を置くべきだと考えています。

 

出だしから迷走する鳩山新政権

鳩山政権は、出だしから迷走を深めています。十分な検討なしに “カッコウ”だけの思いつきが横行しているような感じがしています。

官僚による”記者会見禁止”問題も、政治と行政の適正な関係や行政実務の現状を十分理解しないままに大仰に方針を打ち出したと思ったら、批判にあって朝令暮改で変更となりました。

また、”八ツ場ダム”や”川辺川ダム”の事業中止問題も、これまでの経過や地元の実情を十分検討しないまま、無責任に打ち出したことが明らかになりました。前原国土交通大臣は、地元の理解を尊重する方針を表明していますが、是非ともその姿勢を堅持してほしいと考えます。