新政権の経済政策の経験・能力不足を懸念

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先週も、引き続きご支援いただいている選挙区内の皆さまに、落選のご報告とご挨拶に回りました。多くの方々より大変力強いご支援を頂いてきたことを改めて実感して、心から感謝しております。こうした皆様のご好意を無駄にすることがないように、再起を期してまいる決意です。これからも一層のご厚情とご指導を心からお願い申し上げます。

 

敬老の日に先輩方に感謝

21日は敬老の日でした。地元各地で高齢者の方々に感謝するお祝いの行事などが行われ、お招きいただいた会場に参加しました。

今日、わが日本は先進国として、世界に誇れる経済・文化・社会のシステムを発展させてきました。また、わが国は世界有数の”長寿”国家となりました。これまでの国と地域の安全と発展に貢献されてきた先輩方のご労苦とご貢献に心から感謝申し上げます。私たち後進も、高齢社会という新たな構造に適応した安心と活力の社会としていくために、全力を尽くしていきたいと考えています。

 

財務相発言で円高・株安が進行

金融市場では、急激な円高と株安が進み、今後の日本経済の行方が懸念される深刻な事態になっています。これは、G20(先進20カ国首脳会議)などで、米国などが景気対策優先の財政・金融政策を継続する方向を受けて、米ドルが売られているためと言われています。

そうした時期に、藤井財務大臣が円高を容認するかのような発言を繰り返して行ったことにより、市場はさらに悪化したと考えます。藤井大臣は、大蔵官僚出身で財相の経験もあり、市場をある程度理解している方だと思っていただけに、不用意ぶりは意外です。ご高齢であり、最前線から随分長いこと遠ざかっていただけに感覚が鈍っているとしか思えません。国際社会の動向を踏まえた、機動的で的確な財政・金融政策が何よりも必要なときに、藤井氏のような長老に頼らざるを得ない鳩山内閣の脆弱さが気になって仕方がありません。

 

不透明な経済政策に先行き不安が増幅

亀井金融担当大臣は、既往債務の3年間の返済猶予措置を実施するための、新た法案を提出する方針を打ち出しています。一方で、藤井財務大臣などは慎重な意見を持っていると報道されています。金融機関の新規融資の多くは既往債務の借り換えであり、返済猶予措置が講じられても、金融機関の資産内容はほとんど変化せず、さほどの影響はないのではないかとの見方もあります。しかし、私は、そうしたモラトリアムが実施されると、既往債務者には一定の利益が及ぶものの、金融機関が新規融資に過度に慎重になり、先細りの恐れがあると考えます。また、経済に重大な影響がある方針について、閣僚が思いつきで発言して、内閣の方針が定まらないことによる不安の増幅が深刻です。

経済・金融政策がきわめて重要なときに、新政権の経験・能力不足に大きな不安を禁じえません。