無責任な長寿医療制度存廃をめぐる新政権の動き

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敗北から1ヶ月にテレビの密着取材

8月30日の衆院選挙での敗北から一月が経過しました。この間、ご挨拶に伺った支援者の皆さまからは心温まる激励を頂戴し厚く御礼申し上げます。何とか戦後処理のめども立ち、人員・規模とも約半分程度に縮小せざるを得ませんが、本格的な政治活動を再開する新たな陣形が整いました。

そんな中、28日にはテレビ朝日の記者が一日中同行した密着取材が行われ、地元でのあいさつ回りや支援者との懇談の模様などが30日朝の「スーパー・モーニング」の中で放映されました。番組をご覧になった方々から「これからも応援するから、がんばって!」とのご激励を多数いただき、感謝の念にたえません。まことにありがとうございます。

 

民主党議員の不祥事が相次いで判明

民主党の江田参院議長(現在は党籍離脱)や経済産業大臣などの複数の幹部が関係する政治団体から、”キャバクラ”等の風俗店での後援者等との飲食費を支出している事態が明らかになりました。風俗店等で政治活動に関する打合せを行うことは考えられず、不適切な支出としか言いようがありません。また、総務大臣が労働組合を主体とする政治団体からの500万円の献金が偽装されていた事実も報道されています。鳩山代表が関係する政治団体の個人献金偽装犯罪についても本格的な捜査が着手されたと報じられています。

これまでは、野党であり選挙前であったこともあり、捜査当局やマスコミも動きを遠慮してきた面もあるのではないでしょう。しかし、これからは政府・与党の立場であり、こうした犯罪や不祥事に関してきちんと説明し、責任を明らかにしていくことが求められます。

 

厚労相の長寿医療制度存廃をめぐる発言は無責任

報道によれば、長妻厚生労働大臣は”長寿医療制度”を当面は維持して、旧来の老人医療制度に戻すことなく新たな制度の設計を検討する方針を明らかにしたそうです。事実とすれば、国民に対する背信であり、無責任すぎるのではないでしょうか。

私たちは、旧来制度では、市町村が保険制度の主体となっている点や低所得の高齢者による保険料負担の格差が大きくなりすぎているといった問題点を改善するために、新たに”長寿医療制度”を導入しました。その上で、制度の詳細部分については改善すべき点がまだ多くあることを認めた上で、骨格を維持しつつ改善を進めてきましたし、これからも検討していく方針を提案してきました。旧来の老人医療制度に戻すことでは、根本的な問題は解決するどころか、一層悪化してしまうからです。

民主党など野党は、長寿医療制度を散々非難し、即刻廃止して元の制度に戻すことを主張し、公約してきました。また、民主党などが多数を占める参議院では、その趣旨の議員立法を提出して、可決までしています。そうした言動は批判のための批判であって、有効な代案がないまま、そうした無責任な扇動をしてきたことが明らかになったのではないでしょうか。この点、きちんとした説明を求めるものです。