民主政権の郵政新社長人事は無定見

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後援会の激励に感謝

先週は、地域で支援していただいている後援会や支援者の方々による激励会などを開いていただきました。夏の総選挙での落選後も支援者の皆様から変わらぬ激励の言葉をいただき、深く感謝しています。そうした皆さまのご声援に誠意をもってお応えするためにも次期選挙での再起を期して全力を尽くしていく決意です。

 

参院補選でつのだ宏子さんを応援

25日には、参議院神奈川選挙区の補欠選挙が行われました。私が、応援していた自民党のつのだ宏子さんは残念ながら惜敗いたしました。後援会の会合などの機会を通じて支援を呼びかけたほか、最終日には自民・公明の県内国会議員らとともに横浜駅前で街頭活動にも参加するなど応援してきましたが、力及ばず残念な結果に終わりました。  ご協力・ご支援いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

 

郵政社長人事はご都合主義

鳩山内閣は、郵政会社の社長に元大蔵事務次官・斉藤次郎氏の起用を内定したことに大きな疑問を感じます。民主党は、”脱官僚依存”と主張し、これまで日銀総裁等への官僚出身者の起用に強硬に反対してきました。ここにきて元大蔵次官の”天下り”人事を進めるのは、明らかに自己矛盾です。まして、郵政事業は民意によって民営化が決定され、今は改革の途中です。また、郵政会社の副社長には官僚出者が就いているので、トップの社長は民間から人材を登用するべきです。今回、民間から大蔵出身者に替えるのは、”官業”に逆戻りさせる意図と思われます。

斉藤氏は、大蔵省退職後10年以上経過しているので、”天下り”には当たらないと強弁しているようです。しかし、斉藤氏は退職してから関係団体の役員を務めた後、今も商品先物取引所の社長というポストに就いています。これこそ、民主党が非難してきた”わたり”じゃないでしょうか。斉藤氏は小沢幹事長の”側近”の一人とも言われていますが、情実でいとも簡単に規範を曲げてしまうのは、余りにも無原則な”ご都合主義”です。

 

財投改革も逆戻りの懸念

民主党に余りに近い財務省OBを郵政会社のトップに就けるにはその他にも問題があります。そもそも郵政改革の主眼は、財政投融資制度の改革です。郵貯や簡保で集めた巨額の資金を大蔵省(財務省)が中心になって財投として使い、”第二の予算”とも言われていました。自民・公明の与党では、郵貯等からの財投への資金の流れを絞り込み、必要な財投資金は市場から調達することとする一方、郵政事業も資金の自主運用に計画的に移行していく改革を実施しました。その結果、財投計画は従来の半分以下にまで削減されました。  これから新内閣は、膨れ上がる歳出を賄うために巨額の国債を発行することが予想されます。国債発行を担う財務省のOBがトップに就くのは、際限なく国債を引き受けて、財政規律が失われてしまう懸念があります。