ケント・カルダー教授と会談

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15日午後都内で、米国ジョンズホプキンズ大学高等国際問題研究所(SAIS)ライシャワー東アジア研究所(ライシャワー・センター)所長のケント・カルダー教授と会談し、定住外国人の地方参政権、普天間基地移転問題などについて意見を交換しました。

カルダー教授は、日米政治関係・安全保障問題に関する権威であり、これまでに関連分野で数多くの提言を行い、著作も多数あります。わたしは、これまでに数回、ワシントンと東京でお会いして意見を交換してきました。

私からは、定住外国人の地方参政権に関するこれまでの経緯などを説明した上で、本件は20年近くにわたり論語されている新しいテーマではないが、小沢民主党幹事長が法改正を推進する立場を明らかにして以来国民的な関心が高まっているが、まだ国民的な合意が得られていない状況であると述べました。また、参政権は地方議会の選挙権に限ること(国会議員選挙、地方首長選挙、地方議会議員の被選挙権は対象外)になるが、選挙権付与の範囲をどのように定義するかによって意味合いがかなり変わってくるのではないかとの考えを述べました。  また、普天間基地移設問題については、これまでの日米両国間の協議の経緯や合意を尊重するとともに日本や東アジア地域の安全保障上の位置づけを考慮して、早急に解決していかなければならないとの考えを述べました。その上で、鳩山内閣・与党の事情、沖縄県民の世論や政治状況、オバマ政権の考え方などについて意見を交換しました。