重要政策に関する与野党協議機関を提案

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暑中お見舞い申し上げます。夏本番!連日の猛暑ですが、いかがお過ごしでしょうか。

先週末から地域の夏祭り・盆踊りも本格的にはじまり、10会場ほど回ってきました。どこの会場でも快く歓迎していただき、感謝申し上げます。多少アルコールも入って政治談議に花が咲くこともありますが、地域が抱える課題やご要望を直接伺い、政策に関する生のご意見に触れる貴重な機会だと感じています。来月末まで、できるだけ顔を出して、交流を深めていきたいと思っています。

 

充実した国会での論議と合意づくりが必要に

日曜の午前中、主要政党の幹事長らによるテレビ討論を少し観ましたが、野党3党の主張はとても明快でした。

“ねじれ”状態になったのは、民意が、民主党政権のあまりにも強権的な国会対応や場当り的でブレてばかりの政権運営を支持せず、より慎重な検討とコンセンサスづくりを求めたものと理解しています。今後、政策の最終決定の場は内閣から国会に移行することになります。内閣提出の予算案や法律案は、事前に野党の意見を十分取入れるとともに、国会の委員会でしっかりと審議を行い、必要に応じて修正等を加えた上で初めて成立します。菅内閣は、これまで一貫して国会論戦を回避してきましたが、今後はそうした態度では膠着するだけです。この際、臨時国会を早く召集して、重要な政策に関する議論を深めていくべきです。また、野党各党とも、自公政権下での”ねじれ”の時に民主党などがとった審議妨害一点張りの対応はしない方針を明らかにしたのは評価できると受止めます。

 

与党に新しい局面に対処する方針が感じられず

一方で、内閣・与党側は依然として迷走しており、”ねじれ”という新たな局面にいかに対処していくのか基本方針が定まらないようです。テレビ討論でも与党側からは、野党に協力をお願いするというだけで、具体的な政策協議のあり方や国会審議の方法について何ら提案がありませんでした。国の内外に重要課題が山積している中で、与党のこうした無気力・無責任体ぶりにはあきれるばかりで、日本の将来への危機感が募ります。

 

重要政策に関する与野党協議機関の設置を提案

私は、与野党の垣根を越えたコンセンサス形成が必要になっている現状において政治が正常に機能するために、国の重要政策について与野党で協議する機関の設置を提案します。まず、ただちに①経済成長政策、②将来にわたる社会保障のあるべき姿、③行政改革と支出縮減、④政治と金の4つの協議機関を設置します。また、10月以降を目途に、財政再建と社会保障制度の財源確保のための税財政に関する協議機関を立ち上げるべきです。これらの機関では幅広い合意形成が望ましいとは考えますが、必ずしも最終的な結論を得る必要はないと考えます。現状認識を共有し、論点を整理し、各政党の考え方が明らかになることが重要です。また、予算案や法案のほか当面するさまざまな課題への対応に関する協議の場を早急に常態化していくことが急務です。