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宮城県内の震災復旧の進捗状況を現地調査

8日、東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町、女川町、石巻市を訪問し、復旧作業の進捗状況などの現地調査を行いました。5月に気仙沼市と陸前高田市を訪れましたが、調査地区は異なるものの、復旧作業がどの程度進んでいるのかに関心を持っていました。

 

復旧作業はきわめて遅い

その時点と比較して、瓦礫の片付けなどが行われてはいましたが、山積みになったまま放置されているのが実情で、復旧の進捗状況はきわめて遅れていることを痛感しました。被災した公共施設や商工業施設の復旧はほとんど進んでいないのが現状です。幹線道路は橋梁の架け替えなどを含めて復旧が進んでいるものの、法面の崩落や舗装の亀裂など未復旧のところも数多く見られました。また、鉄道はほとんど普通で復旧の目処が立っていないようでした。その他、電気が復旧していないために交通量の多い交差点の信号機も機能していないところもあり、復旧作業の支障になっていると感じました。

 

ボランティア活動に感銘

さまざまなところで全国からの大勢のボランティアの皆さんが、瓦礫の片付け、交通整理、物資の輸送などの活動に取組んでいるのを見かけました。行政だけに依存することなく、自主的に共助の精神を発揮している活動に感銘を受けるとともに、今後の日本の社会のあり方を考える一助になりました。

 

国・県が前面に立った対応を

被災した自治体の多くは小規模であり、しかも行政機関を含む中心地が甚大な被害を受けており、これほどの規模の復旧作業を個々の自治体の責任において実施するのには限界があるものと感じます。迅速・円滑に復旧を進めていくためには、国や県がもっと前面に立って事業の計画・実施を推進する必要があると考えます。今後、緊急の復旧から本格的な復興に進んでいく中で、国・県の役割はさらに重要になります。そのためにも、早急に復旧・復興事業の計画・実施の一元的に所管する「復興庁」を設立するべきだと考えます。

 

○各地の状況報告

南三陸町(志津川地区)

南三陸町では、死者・行方不明者1千2百名超、建物の全半壊約3千2百棟の甚大な被害を受けています。被害の大きかった志津川地区の漁港や海岸に近いところにある志津川病院の復旧の現状を調査しました。

漁港及び周辺では1メートル以上の地盤沈下が生じており、ほとんどの建物や施設は壊滅的な被害を受けていました。瓦礫の整理はある程度進んではいましたが、置き場に山積みになったままでした。海岸に近く4階まで浸水した志津川病院では、多数のボランティアの方々が片付け作業を行っており、整理・清掃はかなり進んでいたものの、再開の目処は立っていません。

女川町

女川町は最も被害の大きかった自治体の一つであり、死者・行方不明者約950名、建物の全半壊約3千2百棟の壊滅的な被害が生じました。湾の入り口が狭くなっている地形のため津波の水位が上昇したことがわかりました。町内の東北電力女川原発は津波で被災したものの安全に停止しています。

漁港周辺及び漁港周辺ではコンクリート造りの堅牢な建物が横倒しになっており、津波の威力のすさまじさを目の当たりにしました。高台にある町立病院は1階部分が冠水し、利用不能になっていました。全般的に瓦礫の片付けは行われていたものの、山積みに放置されたままになっています。また、街の中心部が全滅していることから、復旧作業はほとんど進んでいないのが現状です。

石巻市

石巻市は宮城県第二の東部の中心都市で、農畜産業や漁業のほか工業・商業の盛んな都市です。死者・行方不明者が4千名を超える甚大な被害が発生しました。また、中心市街地から離れた小規模な漁業集落はほとんどの建物が全壊する壊滅的な被害を受けています。

石巻港周辺はかなり地盤沈下をおこしており、ほとんどの建物・施設は全半壊しています。また、市の中心市街地も建物の倒壊と浸水により大きな被害を受けています。瓦礫の片付けは進んではいるものの、集積されているだけで処理の目処は立っていないようです。また、電気の復旧が遅れており、中心部の交通量の多い交差点でも信号機が機能しておらず、警察官が交通整理を行っている現状です。

 

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