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政権の迷走を象徴する来年度予算案

本年も残すところあと数日となりました。横浜は”クリスマス寒波”に見舞われて厳しい冷え込みとなりました。風邪が流行っているようですので、体調に十分ご留意いただきますようお願い申し上げます。

 

早期解散を望む声が増加

先週は、お招きただいた忘年会や餅つき会に顔を出したほか、年末の挨拶まわりを行ってきました。お会いした多くの方から、来年早々にも衆院を解散して総選挙を行うべきだとのご意見を伺いました。”思いつき”で政策を決定する民主党政権の一貫性・整合性のなさに辟易し、日本の将来を本気で心配していることを実感しました。特に、中小企業の経営者の皆さんからは、経済情勢が一段と厳しくなっている中で、内閣・与党の認識の甘さ、経済政策への無関心ぶりに対する憤懣の声を伺いました。

 

財政規律が失われた来年度予算案

野田内閣は、実質96.7兆円と過去最大規模の平成24年度一般会計予算案を決定しました。震災復興関連経費の別枠計上や基礎年金国庫負担分の財源先送りなどの小細工を弄して新規国債発行額を前年度並みに抑えてはいるものの、財政規律が失われていることを危惧します。震災復旧・復興費など止むを得ない面はあるものの、社会保障関係費の効率化や公務員人件費の削減などそれ以外の分野で支出を削減する努力がまったく感じられません。こうした無責任な財政運営をつづけていると、早晩国家財政が行き詰まり、際限のない増税に突き進んでいく危険性を懸念します。

 

財政出動は効果的なものに集中するべき

私は、現在の日本経済の需要不足に対応するために短期的には積極的・効率的な財政出動を主張していますので、予算規模自体を否定するものではありません。しかし、支出増加は、生活関連や競争力強化に寄与するインフラ整備や生産性向上に資する研究開発・設備投資への支援策など、効果が大きく即効性があり、しかも将来の成長力強化につながる分野に集中させるべきです。予算案には、明確な経済・財政のポリシーがなく、メリハリをつけずに支出を垂れ流しているにすぎません。凍結していた八ツ場ダム本体工事や整備新幹線3区間の着工を決めましたが、従来の主張と異なるばかりでなく、経済効果の観点からも現時点での事業再開には疑問があります。

 

経済・財政・社会保障すべてが中途半端に

予算案は、民主党政権の迷走ぶりを象徴する代物だと考えます。このままでは、①景気・雇用の回復、②財政の健全化、③社会保障の安心のいずれも中途半端になってしまいます。

結局は、経済社会の活力も生活の安心も損なわれてしまいます。当面の景気・雇用の底割れ阻止に最優先に位置付けるべきです。また、財政の悪化を食止めるために、恒常的な支出や長期間の公共投資については極力抑制していく必要があります。さらに、社会保障のサービスの水準とそれに必要な費用のあり方について議論を深めて、コンセンサスの形成を急ぐべきです。これ以上 “思いつき”の政権運営がつづくと、国力が衰退していく危機感が募ります。

(通算426号)

 

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