2008年・新年明けましておめでとうございます

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昨年は、皆さまに格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。とりわけ、春の統一地方選挙、夏の参院選挙と二回の大きな戦いにおいて、絶大なご支援を頂戴し、誠にありがとうございました。本年も全力で国政にチャレンジしてまいりますので、皆さまの旧に倍してのご支援を心からお願い申し上げます。

 

◆停滞を克服して希望の一年へ

2007年は、残念ながら日本の政治も経済も停滞した一年でした。昨年秋には福田新内閣が発足しましたが、国会の“ねじれ”のため重要政策がなかなか決定できない政治の停滞がつづいています。こうした事態を打開して、国民生活や経済活動に係る政策を着実に実行できるよう政治の機能回復に努めていかなければなりません。

こうした政治情勢が経済面にも悪い影響を及ぼしています。改革停滞の懸念から、日本経済に対する国際的な信任が下がり、株式市場も低迷しています。また、原油をはじめとする原材料の高騰、米国のサブプライムローンに端を発した世界的な金融不安、改正建築基準法の施行に関わる不手際など問題が山積する中での新年のスタートとなりました。

2008年は、このような停滞を克服して未来に希望のもてる力強い政治・経済を築いていくための飛躍の一年とするよう全力を尽くしていく決意です。

 

◆一人あたりGDPはG7の最下位に転落

先日発表された統計で、わが国の一人あたり国内総生産(GDP)が先進30カ国(OECD加盟国)中18位、主要7カ国(G7)の最下位に低下したことが明らかになりました。1993年にはいずれも2位でしたから、この間のわが国経済の低迷がいかに深刻であるかがわかります。これ以上停滞が続くと、未来の国民生活の豊かさと安定が期待できなくなります。 今、経済の構造改革を更に進めて、日本経済の生産性を高めることによって国際競争力を向上させていかなければなりません。

 

◆2008年を未来の展望を開くスタートに

小泉内閣で政府・与党が進めた改革によって日本再生の道筋が見えてきた一方で、格差の拡大など“カゲ”の部分も多く生まれました。しかし、それを理由に改革の進度を遅らせたならば、日本の未来は凋落しかありません。

私たちは、好むと好まざるとに関わらずグローバル化する世界の中で生きています。残念ながら、現在は政治も経済も余りにも内向きになって、世界の中での日本の位置が自覚できないまま後退を続けているのではないかと懸念されます。格差や社会の歪には、きめ細かく対応して、適切な政策を講じていくことは当然のことです。しかし、そのことだけに目を奪われていてはいけないのではないでしょうか。未来をしっかりと見つめて、今一度勇気をもって改革に挑戦し、未来の展望を開いていくことが必要だと痛感しています。2008年は、力強い日本の未来を切り開くスタートの一年にしていきたいと念願しています。