【いさむの一言(9月21日)】元気な高齢者の経済・社会での活躍を支援

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地域の敬老祝賀会に参加

 19日は「敬老の日」。今週末には、連合町内会・地区社会福祉協議会の主催などで、各地で地域の敬老祝賀会が開催されました。

 「敬老の日」の由来は、1947年に兵庫県内で村主催の「敬老会」が開かれたことにあると言われています。1966年に、9月15日を国民の祝日とすることが法律で定められ、2003年からは、観光振興など目的に「ハッピーマンデー」制度が導入された際に、9月第3月曜日となり、「秋分の日」も含めて「秋のシルバー・ウィーク」とも称されています。

資料①

 

世界に類例のない急速な高齢化

 昨年の65歳以上の人口は3,392万人、総人口に占める割合(高齢化率)は、26.%となっています。高齢化率は、1950年には5%未満、1980年には10%未満でしたが、死亡率・出生率がともに減少したため、毎年上昇し続けてきました。このように短期間に急速に高齢化が進んだのは、世界でも類例がありません。現在の傾向が続けば、30年後には人口が1億人に減少、高齢化率は36%を超えると推計されています。

資料②

 

少子化対策に政策を総動員

 生活環境や食生活の改善、医療の進歩によって、長寿社会になっているのは喜ばしいことです。しかし、少子化が止まらないのは、経済成長にも社会保障の安定にも深刻な問題です。人口減少・高齢化によって、国内市場は縮小し、投入できる労働力も資本も減少し、潜在成長率減少の要因となります。また、社会保障のニーズが増加し続ける一方で、その財源の確保が難しくなってしまいます。したがって、出生率を引上げる少子化対策を国の最優先課題と位置付け、政策を総動員していく必要があります。

 

元気な高齢者の活躍を支援

 少子高齢社会にあって活力を維持・向上していくためには、まだまだ活躍できる元気な高齢者に経済活動や社会貢献に力を発揮してもらうことが重要です。高齢者は豊富な経験や技能を持っており、その能力を適切に活用することは不可欠です。そのためには、高齢者が継続して仕事がしやすい制度・環境の整備や多様な働き方の創出などが必要です。また、ロボットやITC技術を活用して、体力の衰えを補うこともできます。

 また、高齢者が元気に活躍できる“健康寿命”を延ばすことが必要です。健康診断や予防医療の拡充も推進していかなければなりません。