【いさむの一言(7月31日)】獣医学部新設問題については冷静な議論が必要

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横浜市長選:林文子現市長が当選!

 7月30日に実施された横浜市長選挙では、自民党・公明党などが推薦した現職の林文子さんが当選しました。ご支援いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。これから、横浜市では、①地域経済と地元産業の活性化、②子育て支援策や教育の充実、③高齢社会における社会保障施策の充実等々数多くの政策課題があります。国と市が緊密に連携するとともに、行政と議会が健全な協力と緊張関係を保ちながら、市民のための政策を実行していかなければなりません。林市長を推した政党の役割と責任も重大だと考えています。(ウェッブサイトをご参照ください)

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予算委員会で加計学園問題などを質問

 7月24日に、予算委員会の閉会中審議が行われ、国家戦略特区制度を活用した今治市での岡山理科大獣医学部新設をめぐる問題について質問しました。当日は、安倍総理、山本地方創生担当大臣、参考人の加戸前愛媛県知事に、①特区制度を活用して獣医学部新設を決定した政策判断の妥当性と②決定に至る手続きの公正性について質問しました。加戸前知事には、10年以上前から今治市に獣医師養成大学の新設を強く働きかけてきたにもかかわらず、文部科学省が新設を拒否してきた経緯や理由についての見解を丁寧に説明いただき、とても有益でした。

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獣医学部新設は適切な判断と思料

 質疑の中で、①感染症対策等に対応する産業動物(家畜)獣医師が不足していること、②獣医学部が東京都を含む東日本に偏在していて、四国にはないこと、③自治体の新設要請に加計学園だけが以前から前向きに対応してきたこと、④獣医師の志望者がかなり多いことなどの事実が確認されました。これまで50年間、獣医学部の新設は認められませんでしたが、新設の方針を決めた政策判断は適切であると考えます。一方、獣医師会などが獣医師の過剰供給を懸念していることから、今回「特区制度」を活用して1校のみを試行的に新設する調整結果も理解はできます。

 

手続きの公正さには説明責任

 加計学園の理事長が安倍総理の親しい友人であることから、特別な便宜が図られ、不当な利益を得たのではないかとの疑念が抱かれています。総理はじめ政府関係者は決定に至るまでの手続きは適正・公正であっと主張していますが、国民の十分な納得が得られていません。安倍総理も、丁寧に説明責任を果たしていきたい旨述べていますが、引続き誠意をもった対応が必要だと考えます。

 本件が政治問題化してしまったことから、政策判断の妥当性についての検証が十分とは言えません。この点についての民進党の態度

は明らかでありませんし、マスコミの論評もあまりありません。獣医学部の新設が必要なのか、冷静な議論が必要だと考えます。